実家の片付け 本棚
実家の片付けを少しずつすすめています。
なかなかモノを捨てられない昭和戦前生まれの両親。
「捨てるモノは何もない!」と言っていた5年前よりだいぶ片付いてきました。
今回の帰省で本棚の整理をSTARTしました。
年末にむけて、実家の片付けを加速させますー!(* ̄0 ̄)/ オー
まずは、ずっと気になっていた2階の踊り場にある本棚です。
これが、手前と奥に収納できる大容量の本棚なのです。
スライド式になっていて、手前には小さな文庫本が収納され、
奥にはハードカバーの単行本がぎっちり。
父は読書家、特に海外の推理小説が大好きでかなりの本があります。
いつの本だろう?見てみると、古いものは1960年代の本。
一番多いのは1990年代に出版された文庫本です。
1990年代?私がOLだった頃、つい最近じゃん。
って、いやいやまてよ。今から30年前の本だわ!
大学生の息子にいわせると、1990年代ははるか昔のことらしい。
(そうですよね、令和がはじまって間もなくですから、、、)
その頃の父は50代、働き盛りで海外出張が多く家にはあまりいませんでした。
そんな父が自分も読めて、面白そうな小説を選んで母にプレゼントしていたそうです。
以前から、「本を減らそうよ」と言い続けてきましたが、なかなか本が手放せない様子。
そうなんです!
お客様の家へ訪問して「お片付けサポート」作業をするときに、奥様からよく聞くお悩み
それは、
「夫が本を捨てないので、本棚から本があふれている」というご相談なのです。
女性より、男性の方が本に対して思い入れが強いような気がします。
「本」って素晴らしいですよね。
私たち読者の知りたいことを教えてくれて
そして、読むことで色々な世界へ連れて行ってくれます。
映画とちがって、文字から頭の中にイメージを思い描くので読んでいる人によって登場人物の見た目もちがうし、ストーリーのとらえ方も変わってきます。
時には涙を流し感動し、時には生きる元気や何かに挑戦する勇気を与えてくれる。
そんな「本」を捨てるなんて!!とんでもない!!
という強い気持ちを持つ父。
でもねー、もう小さい字を読むのは億劫だと言っている。
実際に本を読んでいる姿は数年見ていない。読むのは新聞だけ。
そして、この本棚が窓際に置いてあるので大半の本は日焼けして埃だらけで、中にはシミもできている。
「捨てるのはしのびない、どこかに付するかリサイクルにするなら手放す」
って言うけどねー。この年季のはいった本をリサイクルして読んでくれる人がいるのか、、、。
いろいろ話し合った結果(説得)
・お気に入りの本は残す。
・きれいな本は買い取ってもらう。
・汚れた本は処分する。
ということで話がまとまりました、(ε-(´∀`*)ホッ
ちゃんと一冊ずつ点検しましたよ。
処分する本たち↓
こんなに沢山ありました。
紐くくる作業にだいぶ慣れた。
こうして見ると、海外作家の作品でいくつも映画で見たことがある本が。
(コンテイジョン・羊たちの沈黙・天使と悪魔などなど)
へー原作はどんななんだろう?って読みたくなってくる。
(あぶないあぶない、これらの本を読み終わるには数年かかる)
これらの本は古紙回収の日にすこしずつ出していこうと思います。
本の買取はいろんなサイトがあるので、比較しながら選んでみたいと思います。
埃だらけでぎっちぎっちに詰め込まれていた本棚の風通しがよくなりました。
何度も読みたくなるお気に入りの本だけが入っている本棚。
これなら父も手に取ってたまには本を読んでくれるかなー。