「壊れていない」けど使わない炊飯器

実家の両親と一緒に片付けをしているときのこと。

微妙に大きさの違う3台 2合炊き・3合炊き・4号炊きがでてきました。

 一応これらの炊飯器 、壊れていないので使えることは使えます。

  もちろん今使っている炊飯器はキッチンにあります。

 その炊飯器、とても美味しく炊けるので 両親のお気に入りの炊飯器なんです。  

 なんで これとってあるのかを聞いてみました。

以前、炊飯器が壊れて修理にだしている間に使う炊飯器がなくて、電気屋でレンタルしたそうです。

なるほど、もしもの時に これからも、今使っているお気に入りの炊飯器が

もしかして壊れるかもしれない。そのために、予備の炊飯器をとっている 

 という訳です。

 でも、前回修理してから長い間炊飯器は壊れていません。 

長い間壊れていない、というこは 今度壊れた時はすでに耐久年数が過ぎる頃かと思われます。

 壊れたら修理しないで買うかもしれないのです。 

 おこるか、おこらないかわからないことに備えて 炊飯器3台とっておく

そのとっておくスペースももったいない。

そして、捨てる事さえ忘れてこれからもずっと持ち続けることになるかもしれません。

 なにより 屋根裏の3台は、とうに耐久年数が過ぎています。

壊れていないと捨てづらい ですが、電化製品の寿命はだいたい10年くらいといわれています。 

特に内釜が傷みやすくて 内釜は5年くらいといわれているそう。  

 あきらかに「ゴハンが炊けなくなった」ことが判明すると捨てやすいのです。

でも、新しい炊飯器を買っても 以前の炊飯器でまだゴハンが炊けていると 「まだ使える」と思います。

まだ使えるモノを捨てるなんてもったいない。

もしかして今のが壊れるかもしれないから 予備でとっておこう。 

そんなふうに思ったりするかもしれません。 

 世の中の電化製品の進化はすごいのです。

 どうせなら、おいしいモノを食べたいし どうせなら、便利なモノを使いたいですよね。   

きっと屋根裏の炊飯器より 今の炊飯器の方がもっとおいしく炊けます。

モノを大事にすることは、とても良いこと。

でもそれは「大事に使う」ことです。

使う予定のない炊飯器を、そのままとっておくのは「大事にする」こととは少し違う気がします。

もしも、壊れたらサトウのゴハンで数日しのげるし、この3台は処分することにしました。

「実家の整理」で大事なこと。

捨てなければよかったのに!なんてことにならないようにすることが大事です。

➀なぜそれをとっているのかを聞いてみる

➁一緒に解決を考えたり、提案してみる

③納得したら、処分する

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